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サッカー

 

観戦記  サッカーとイタリアの街並み・食を楽しむ旅 5日間
2003年3月22日(土)ACミランvsユベントス、3月23日(日)パルマvsラツィオ
 今回の旅行目的
★サッカー・・・サッカーにのめりこむきっかけとなった元イタリア代表のキャピターノ「パオロ・マルディーニ」と現在世界最高のセンターバックと言われる「アレサンドロ・ネスタ」のプレーを1度この目で見たいためミラノ・サンシーロスタジアムへ。そしてオプションで運良くチケットを手に入れることができたパルマ戦観戦と中田英寿選手のプレーを見るため
★街並み・・・以前からイタリアという国にはサッカー以外にも関心があり、特に美しい街並みや料理に興味があったので、サッカーだけでなくこういったものに少しでも触れたい。
★食・・・行き先がミラノとパルマということで、ピッツアやハム、本場のカプチーノ、ワインも味わいたい。
★買い物・・・イタリアで服やCD、サッカーグッズにお土産用のチーズやワインを購入!
 いざイタリアへ!
関西国際空港からオランダ経由でイタリアミラノへ…。海外ははじめてではなかったが、一人旅ということと飛行機の中で過ごす時間があまりにも長いのですこし退屈したし窮屈ではあった。幸い隣に座っていた女性のお二人も同じサッカー観戦でイタリアへ行くとのことだったのでいろいろと話もでき良かったとは思う。(CDを10枚くらい持参していたのでほとんど全部を聞けた。持っているといいかも? あと、飛行機での時間を利用して単語を覚えたり現地での予定を考えるのもいいです)空港内での手続きも簡単ではあるが、どこへ行けば良いかなど多少困惑して不安になったこともあった。とくに現地、経由地では言葉が通じるかという不安もありとまどった。アムステルダムで飲んだアムステルダムビールは美味しかったけど。(でも海外で何か訪ねると気持ちよく教えてくれるのでありがたい。逆に関空だとなぜか不親切な気がした…。)
さて、ミラノに着いたのは夜遅く。マルペンサ空港へ飛行機は下りたのだが、空港に着いたらイタリアの方々がたくさんいらっしゃる!言葉はみんなイタリア語。服装もなんだかカッコイイ!それに空港の内装もすごくオシャレでした。ここで早くも感動しました。現地スタッフの方に宿泊先のホテルまで送ってもらうのに時間がかかったが、バスからミラノの夜を眺めながらついにホテル到着!長い空路であったため疲れも感 じたが、朝からのことを考えると「早く寝なければ…」とすぐ寝床に着く。
 ドォーモ、そしてサンシーロへ!
目覚めてまず窓の外をのぞくと天気は良さそう。遠くにはミラノのシンボル「ドォーモ」らしいものが見える。朝食を早めに取りホテルでバイキング形式のもの、メニューはパンやチーズ、ヨーグルトもあったロビーでついにユベントス」、「パルマ」戦のチケットを渡してもらう。見た感じすごく高価に思えるチケットだ。
この日は夕方にサンシーロスタジアムでミランユベントス戦があるので、午前中はフリータイム。手荷物を必要最小限にし、いざミラノの街へ(街を散策するにも、サッカー観戦に行くときも手荷物は少なくした方がいいです)。路地中を歩きながら写真を撮ったりしていると、スーパーらしき店発見!そこでとりあえず歩きながら飲むスポーツドリンクを買う(品揃えを見るとワインからチーズ、ハムにお菓子いろいろあったので、後にここでお土産を買うことを決める)。そしてまた歩き始めしばらくすると「スフォルツェスコ城」を発見!周辺を歩き写真も撮る。ここで出店があり、サッカーグッズやミラノのキーホルダー、あと平和を祈り(パッチェ)と描かれた旗が売っていたので買ってみた。ここからドォーモまではあと少し。目指して歩いている途中、若者ばかりに見えたがさっきのフフラッグや思い思いのメッセージを書いた旗、メッセージの入ったT−シャツなどを着た集団がドォーモの方へ行進していた。おそらくイラク戦争に関するものだと想像した。さあ、ついにドォーモ到着!広場では陽気な音楽も聞こえてくる。ドォーモの写真を撮り、せっかくなのでドォーモをバックに自分の写真も残しておきたく、近くにいた方に「フォトグラフィア・ペルファボーレ」と片言イタリア語で話してみたら快く引き受けてくれ、写真を撮ってもらう。気づくともうお昼を過ぎている!イタリアのが欲しかったので、バージンメガストアーで枚ほどをゲットし、足早に有名な「ガレッリア」を通り、スウォッチの店とミュウミュウへ行ってみた。どちらにも気に入ったものがあったので、せっかくのイタリアだ!と勇気を出し時計とシャツを購入。大急ぎでいったんホテルへ引き上げ、朝行ったスーパーで大量に土産を購入(イタリアのスーパーでは買い物をしたときナイロン袋もお金がかかります!)。店の店員さんもビックリするほど買ったのでホテルまで持って帰るのも一苦労。
さあ、いよいよサンシーロへむけて!行きがけにも貴重な経験をする。地下鉄を利用したのだが(モスコーヴァ駅〜カドルナトリエンナーレ〜ロット)、電車はものすごい人!特にカドルナからロット駅までの間はサンシーロへ行くミラニスタが多くギュウギュウづめ!まさかイタリアで満員電車に遭遇するとは…。やはり旅行で一番困るのが、飛行機や電車といった交通の便。乗り換えもあり、わかりづらいなとは思ったが、近くにいたイタリアのご婦人にたずねようとしたら逆に「サンシーロ?」と聞いてくれて、イタリア語で「モリノ・ドリノ行きの電車に乗って!」みたいなことを言って親切にしてくれた。ほんとイタリアの人はやさしいナと思った。そうしている内、ついにロット駅到着。サンシーロはここから歩きで20分程度らしい。歩いているとパニーニ屋さんがあったので、そこで観戦前に腹ごしらえしようと飲物と合わせてパニーニ購入。またしばらく歩くと大きな大きな建物が…。
ドゥーモ ミラノ スフォルツェスコ
左からミラノの中心にあるドォーモ(カテドラル)、中がミラノの街通り(PACEの旗が掲げられている)、右がスフォルツェスコ城
 サンシーロでの歓喜!サンシーロ
ついにあのサンシーロスタジアムが!すごすぎる〜!テントでミランのマフラーを買い、いざスタジアムへ。チケットの座席は2階席。フィールド全体が見渡せなかなか良い位置。ところで2時間前にはシートに座ってパニーニを食べたりしてたのだが、スタジアムには早めに着いておいた方がホントいいみたい。サッカーを見に来てる人ならやはり少しでも良い場所で見たいと思うのが当然で、座席が空いてると思ったらみんなそこへ座っちゃうんです!自分の席じゃないのに…。試合開始時間が近づくにつれ、スタジアムも騒々しくなってくる。ミラニスタもアウェーチームのユベンティーノも発煙筒を使った派手な応援!
さあ、ついに選手がアップのためピッチへ登場!いるいるスーパースターたちが。ミランにはマルディーニ、ネスタ、コスタクルタ、インザーギ、シェフチェンコ、ルイコスタなどなど。ユーベもザンブロッタ、フェラーラ、チェラム、ブッフォン、タッキナルディ、ダービッツなどなどすごいメンバー。デルピエロの姿はない…。どうやら控えメンバーか…。この時点からミランの選手はすごく集中している様だった。マルディーニも声を出し、チームを引っ張っていた。「これならいけるかも」と思った。さあついに試合が開始。スクデットを争う大一番。ミランはこの試合絶対に落とせない。試合はすぐに動いた。シェフチェンコがゴール前で粘りながら押しこみミランが先制!スタジアムは興奮したファンの声で大変な騒ぎ。その騒ぎがおさまりかけた頃、次はユーベのネドベドがフリーキックを直接決め同点。さすがはユーベ。しばらく時間が流れ、また試合が動く。ピルロのフィールドボールを胸トラップしたインザーギがブッフォンの股を通しゴーール!!2対1でミランリード。前半はこのままのスコアーで終了。
後半を迎え、ユーベはデルピエロをピッチへ!実はデルピエロも見たかった!しかし後半のマルディーニ、ネスタのコンビはすばらしかった! デルピエロもなんどかチャンスがあったがネスタに潰される場面も。ミランはディフェンスラインの2人もよかったが、ゴールキーパーのジダが2度ほどあったユーベの決定的シュートをセーブし、ピンチを救った。ネスタとマルディーニのプレーを目で追ううちに試合は大詰めに。ミランはコスタクルタに代えてラウルセン、アンブロジーニ、セルジーニョもピッチへ。セルジーニョは時間が短かったが良い選手だと思った。ドリブルが上手だった。ユーベもトレゼゲを投入。ネドベドのヘッドもジダが防ぎ、ミランが勝利!マルディーニのガッツポーズがとても印象的だった。当然だがかなりうれしかったみたい。
試合が終わるとファンのみんなは足早にスタジアムを出て行く。感動的なスタジアムの雰囲気を惜しみながらも人の流れに乗ってロット駅へ向かう。人が多い分1人でもぜんぜん大丈夫でした。ただ、試合が終わったころには時を過ぎていた。夕ご飯をどうしようかと思って、ホテル周りを歩いていると、「NUOVA ARENA」というピッツェリアを発見!どこかで見たことが…と思ったら、パオロ・マルディーニお気に入りの店としてサッカー雑誌で紹介されていた店ではないか!言葉に不安がある分、店に入るか躊躇したが、せっかくイタリアにまで来て後々後悔したくないという気持ちもあり、思いきって店へ入る。「UNO OK?」(ひとりだけで大丈夫?という意味のつもり)と店員さんに聞いてみたら、その日は時間も遅いので難しいとのことでした。う〜ん残念。あきらめて、また違う店を探していたらホテルのすぐそばにお店があり、そこで食事を済ませようと思い入店。数人若者がいて、こっちを見ている。なんだろう?と思ったらそのうちの一人が声をかけてきた。「ミラニスタ?」と…。「」と答えると彼等はうれしそうに「サンシーロにはいったのか?自分たちも行った帰りだ」みたいな事を言ってその後もNAKATAがどうとか何やら話していた。ピッツアとビールをたのみ、明日はパルマへ行かねばならないので早く寝たい気もして早めに食べホテルへ帰った。
サンシーロ イタリアダービー
左はミラニスタの激しい応援!(これを見ないと物足りない?) 右は白熱するイタリアダービー! 
 美しい街 パルマ
ミラノチェントラーレ(ミラノ中央駅)からボローニャ方面行きの列車に乗るため、駅の構内にいた。人が多く、どこで列車に乗ればよいのかわからない。駅内の窓口で女性に聞くと「階段の上よ!」いわれ、あがってみると列車がたくさん。スイスにいく列車もあれば、いろいろ行き先が書いてある。まだよくわからないのでだんだんと不安になる。回りにいた人に片言で「This train go to PARMA?」と聞くと3人目ぐらいでようやく教えてもらえ、無事電車へ。にいた若者 4人組が「NAKATAを見に行くのか?」と聞いてくるので」と答えると、「僕等は昨夜のミランユベントスを見に来たんだ」というので「Milanista」といったら、4人のうち1人の女の子が「私もよ!」というようなことを言って握手を求めてきた。かわいい子だったのでうれしかった…。4 mso-hansi-font-family:Century'>人はカップル2組で試合を見に来てたようだ。会話が途切れると、突然を始めた!さすがはイタリア。アモーレの国だ。けどこちらを気にすることもなく、嫌みもなくなんだかこっちも逆に嬉しくなる。それでもじっとは見ていられないので、電車の外の風景を眺めることにした。広〜い平野にのどかな風景が広がる。牧場らしいものもたくさんあり、電車に乗らないとなかなか見れない景色だなと得した気分になった。ピアチェンツアを通りすぎてしばらくするとパルマに着いた。 4人組とはここで分かれることになった。「Grazie!Arrivederci」といってさようならをした。
パルマ駅を出るとミラノとは違うのどかな雰囲気だった。「パルマvsラツィオ」の試合があるエンリオタルディーニまでは駅付近からバスも出ているようだが、時間もあるし、パルマの街並みも見たいと思い歩いてみることにした。日曜日だったので店は休みのところが多かった。しばらく歩くと大きな公園があったので、ここで少し休もうと思いつくとすぐそばにピッツア屋さんがあったのでここでピッツアを買って公園で食べる事にした。パルマは食べ物が美味しいと聞いていたので味が楽しみ!ズッキーニとジャガイモのピッツアとトマトとハムののったピッツアを頼んだ(すごく大きいピッツアなのに安かった!)。公園で座って食べて、またしばらく歩くことに。
街中を歩いているとミラノのスフォルツェスコ城の出店で買った「PACE」の旗がたくさんベランダに掲げられている。イタリアの人たちが平和を願う気持ちをこうした方法であらわしているのだ。実は日本からイタリアへ発つ前、イラク戦争が始まり、まわりの人もすごく心配していて、出発を前に自分自身少し不安にもなった。もし戦争が始まったことでイタリアへ行けなくなったら…。そう言ったことを思い浮かべるとなんだかこの旗がまた欲しくなってスタジアムの出店で見つけ今度は2枚買ってしまった。(家の部屋と車においてあります)エンリオタルディーニへ向う途中には、またまた親切なイタリアのママに道を教えてもらいすごく気持ちが良かった。
さあ、スタジアム到着!ここが中田英寿選手が活躍しているところなんだ〜と思うとともに、去年まではカンナバーロもいたし、キエーザやブッフォン、チュラムもいたんだなといろいろと考えた。この試合実は中田選手の活躍も当然楽しみだったんですが、ラツィオのキエーザ、ジャンニゲッタ、クラウディオロペス、スタンコビッチなども見たかったんです。それでもいざ試合が始まるとパルマを応援してましたけど…。このスタジアムはピッチとの距離が近いということを事前に聞いてたけど、ホントに近い!すぐそばで選手が見え試合も見やすい。パルマは中田選手以外にアドリアーノ、キャプテンのラムシ、フェッラーリが特に良い選手だなと思った。ベナリーヴォも途中交替で出場し見れて嬉しかった。あと、ラツィオのコラーディというトップの選手もうまい選手だった。試合の方はパルマがロスタイムにアドリアーノのゴールで2
帰りはミラノチェントラーレまでまた電車で…。なんだか眠たくなってしまいほとんど寝てしまってた。途中ふと目がさめ、寝過ごしてしまったと勘違いして、大きな声で「 Dove milanocentrale?」と言ってしまい、そしたら隣の人が「No」と…。まだまだ途中だったようで。ホッ…。でも不思議なもので2日程度イタリアへいただけで、とっさにイタリア語が口に出来たというのもうれしいもんです。ミラノへ到着し、昨夜の「NUOVA ARENA」へもう1度トライ! この日は“ok”の返事をもらいニョッキとパルマハム、炭酸ガス入りの水を頼む。サービスなのかピッツアトコロッケもいただけた。
パルマ町並み エンリオタルディーニ1 エンリオタルディーニ2
左はパルマの街並み、中と右はパルマのホームスタジアム“エンリオタルディーニ”
 ついに帰国
朝をむかえた。ついにイタリアをたつ日。なんだか寂しい気がした。もっと長くいれれば良いなと思えた。またいつか来たいと思いながら、ホテルから現地スタッフの方にリナーテ空港まで送ってもらった。ベンツのバスで送ってくれた運転手さんに覚えたての単語「オブリガード」(あなたのおかげで助かりましたみたいな意味)であいさつして空港内へ。空港内で諸手続きをスタッフの方に手伝ってもらい済ませることができ、そのスタッフの方ともお別れ。飛行機からみるミラノ、そしてアルプスの山々はほんとにきれいだった。またいつの日かこの国へ…。
 旅行後記
イタリアへの一人旅…。不安も多かったがホントに得るものの多い旅でした。イタリアの人達の温かい心にも触れることができ、また大好きなサッカー選手たちをこの目で見ることができたことはホントによい思い出となりました。日通旅行の皆様、いろいろお世話になりました!ありがとうございます。 >人でイタリアへ行けたことで、手続き等はお世話になりっぱなしですが…)少しながら自信もついた気がします。サッカー観戦もとうぜん楽しかったですが、イタリアという国が今まで以上好きになり、こんどはまた違った格好でも(観光など)行きたい気がしています。

以上、この観戦記については、ミラノ5日間で手配させていただいた『チャオ!インガ』様からお手紙をいただき紹介させていただきました。

本当にこんな詳しく書いていただき誠にありがとうございました。5日間という短いなかで2試合を観戦いただいて文章から察する通り、とても中味が濃く充実した観戦旅行だったと見受けられます。個人旅行ということで不自由されたところも多かったとは思いますが、時間に余裕を持って行動され、わからない場合は取り合えずいろいろな人に聞いてみることで多少なりとも解消されたことでしょう。ぜひ、次の機会もお声かけください。ありがとうございました。

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