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サッカー

2001年1月5日(金)〜9日(月)ミラノ
AC MILAN vs INTER

 セリエA観戦デビュー

サッカーの観戦をしたことがなかった。日本国内でもどこでも。Jリーグでもよかったのだが、せっかく観戦するならセリエAと心ひそかに思っていたら、土曜ユベントスホームゲーム、日曜ミラノダービーというこの上ない好カードの組み合わせが観戦できることに気がついた。会社が始まる日だったが勇気を出して行くことにした。そのかわり最短の5日間で、と言われサッカーだけのミラノ旅行となりました(左の写真は1月7日:ACミランvsインテル サンシーロ)。

 スタジアムへ

デッレ・アルピ土曜日、ユベントスvsフィオレンティーナ。私達は生まれて始めてのサッカー観戦。何もかもよくわからずにドキドキ。デッレ・アルピは外から見ると平べったい円盤のよう。到着したのが早かったので、開門はまだだったけど、駐車場にはユベントスグッヅを売る売店(ここで売っているのはオフシャルグッヅではない)が早々と並んで期待は高まるばかり。
暗くなってくると駐車場でサポーターが暴れまくり。ユベントスファンとフィオレンティーナファンは犬猿の仲らしい。サポーターが「はこのり」で乗っているチャーターしたバスと機動隊の車が次々とかけつけてくる。またその機動隊の数がスゴイ。数えきれない。イタリア中には一体どのくらいの機動隊がいるのだろうかと、こんなことでもビックリ!!駐車場内はしっかり分断されてて、(そのおかげで向こうに見えてるマクドナルドにも行けない・涙・・)サポーター同士が直接ぶつからないように、機動隊がしっかり防御。ただし彼らが放つ催涙弾が飛び交い駐車場は真っ白。甘栗屋もダフ屋も逃げ回って、私達も一緒に逃げ回った。
観戦席もしっかり分断されていて両方のゴール裏は全てユベントスサポーター席。フィオレンティーナのサポーターはキックオフ直前に機動隊に守られ観戦スタンドに入った。ちょうどスタンドのななめのところの1Fから3Fのスタンドに位置していたが、すごい騒ぎだった。飛んでくる爆竹やコインには気をつけよう。

この試合はナイターだったので、20:30KICK OFF、22:15終了。気温5度。カイロ10コくらい貼ってのぞんだけど、とっても寒かった。平べったい円盤のこのスタジアムは、観戦スタンドには屋根がかかってるけど、空は大きく口をあけ、そこから冷たい空気が入ってくる。からだは冷えるけど熱いスタンドに大コウフン。これがサッカー観戦なんだー!世の中にはまだまだ知らない面白い世界があるんだと気づかされた夜でした。
日曜日、ACミランvsインテル。夕べ1戦見たら、もう馴れ馴れしい私達。とはいえいきなりのミラノダービー、この夜はこの夜でワクワク!防寒対策をしっかりおこなっていざ出陣。この日もナイターだったのでホテルを18:00頃出る。ドゥオーモから地下鉄で約10分。地下鉄に乗ったら赤や青のマフラーを巻いた人がいっぱい。地下鉄を降りたら(ほとんどの人が降りる)人の流れについて地上にあがると、バスがあって、また人の流れについてバスに乗るとスタジアムのそばで下ろされた。バスは次から次へと来て、車内もぎゅうぎゅうではないが、人の波はすごい。
バスを降りたら、暗闇にぼーっと浮かび上がるスタジアム。その大きさには驚いた。機能の平面円盤型と違い、サイコロのように四角い。バスを降りた場所から、歩いて近づく。グッヅ(屋台ではオフィシャルグッヅでない)やバニーノの屋台が立ち並び、「大都会」と言った雰囲気。サポーター、ダフ屋、機動隊、ヒト・ヒト・ヒト・・
観戦券の座席番号を見て、ゲートを探す。行けども行けどもたどり着かない。バスを降りてからだいぶ歩いてやっとのことで見つけた。私達はメインスタンドの観戦券を持っていたのだが、バス停からより、トラム駅のほうが断然近い。ただ、トラムが渋滞に引っ掛かったりしてキックオフに間に合わないなんてことになったら一大事!たくさん歩くけど、確実な地下鉄を選択したので、これは一応正解。スタジアムのまわりを半周も回ってしまったけど、いろいろ興味深々。

入場してからがまた一苦労。すごい大きいのだ。階段や坂を登って登って、バスから降りてから30分はたっていた。このスタジアムは86,000人近く収容される。自分の座席が遠い遠い。通路には人が溢れ思うように進まない。座席はすでに満席に近い状態で、四角いハコが揺れる。夕べとはひとあじ違う迫力に初心者マークに戻った私達はビックリしまくり。
なんとか座席にたどりつき、試合開始。まわりのおじさん達も盛り上がる。中学生くらいの子供連れのお母さんやら、簡単なカメラで写真を撮りまくっている青年など、ミラン、インテルがいろいろな層の人に愛されていることがよくわかる。観戦に行くまでは、若いサポーターばかりがスタジアムにかけつけているのかと、
思っていたが、気楽に気軽に観戦できる。人が多いので寒さもまし。
試合中は、みんな熱心に観戦している。この日はダービーだったからミラノファンとインテルファンが隣同士に座っていたりしたが、挑発するのはゴール裏に陣取る敵チームのサポーターに対してだけ。飲んだり食べたりしている人もほとんど見かけず、マナーのよさに感心した。
サポーター席(ゴール裏)の応援がとってもきれい。旗や線香花火をふったり、ボードで文章を表現したり、
あっという間の約2時間。試合が終了したら歌を歌ったりしないで、速やかに帰って行く観客達。熱い観戦を繰り広げた割には紳士的。このスタジアムは86,000人も入る割には退場はスムーズ。あっという間に外に出れたが、車が混んでいてバスはないようだった。人並みにのって地下鉄駅まで徒歩約15分。地下鉄に乗ってホテルに帰った時は夜遅かったけど、たくさんの人が帰宅するので心配するほどでもなかった。

ユベントスサポーター フィオレンティーナサポーター
1月6日ユベントスvsフィオレンティーナ(デッレアルピ)

 ミラノのまち

ミラノの中心部は地下鉄駅のドゥオモ、モンテ・ナポレオーネ、サン・バビラの3駅の中に集まっているので、観光やショッピングに便利。観戦のない日は地下鉄ドゥオモ駅に行ってみよう。ドゥオモ広場に出ると世界最大のゴシック建築であるドゥオモは一見の価値あり。広場からはエマヌエレ2世ガレリアに行ってみよう。建物の名前?と思うが、これは実はガラス張りのショッピングアーケードになっている。中央十字路の天井には美しいフレスコ画が書いてあるので、見上げてみよう。
ブランドショッピングはモンテ・ナポレオー通りに行ってみよう。このあたり一帯はミラノのファッション発信地。ヴェッリ通りにはACミランのオフィシャルショップ「ミラン・ポイント」もある。これらの店は日・祝が休みで、あと月曜の午前とか土曜とか昼とかいろんな時間帯に閉まっているので営業時間には注意しよう。今回は1/6(土)が聖なる年の最終日、1/7日曜日、1/8(月)午前とずーっと全ての店が閉まっていて、町は閑散としていた。ただし1/8(月)の午後からはバーゲンが始まったらしい。

 ホテル
イビスチェントロ室内    イビスチェントロ室内
利用したホテルは共和国広場そばの「イビスチェントロ」。ロビーや部屋もキレイで、部屋の中は荷物を広げる広さもあり、スタンダードホテルとしては快適な滞在ができる。清潔感はホテル滞在の重要なポイントになる。デスク、クローゼット、ドライヤーがついているが、ガラスでできたシャワールームだけで、バスタブはない。
朝食はコンチネンタルブレックファーストだが、ハム・チーズ・シリアルにパンが数種類。コーヒー・紅茶はもちろん、オレンジジュースもあり満足。

  何回も観戦に行く気持ちが理解できる。すっかりはまってしまった。女性同士で観戦は危ないかと思ったが、終了した時間に人の流れについて帰ればコワクないし、他のツアー参加者と並びの観戦席だったので観戦中も心強かった。ただし、スリやサポーターの暴動には気をつけて行動しないといけないことは当然である。たまたま2日も続けてビッグゲームが観戦できたことは大変ラッキーであった。

以上この観戦記は、日通旅行スポーツデスクがお届けしました。

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