| 定刻より1時間近く遅れてバルセロナ・プラッツに到着。時間はもう日を越えようとしていた。機上では厚い雲に覆われ、出発前に天気予報を検索しても週末は良い感じがしない。試合は日曜の19時。どうなることやら、、。バルセロナ・プラット空港は海沿いにあり広大な広さだ。どんどん拡張をしている。メインターミナルから離れたところには新たなターミナルが建設されている。ヨーロッパでは見慣れない航空会社が増えている。いわゆる格安航空会社で、今までであれば利用料が安い離れた不便な空港を使用としていたが、需要が高まり、欧州の好況もあり、大都市の空港を発着する便も増えてきた。空港によっては専用のターミナルも建設されるほどだ。今までの国営系の航空会社は連合を組み、横のつながりを強化して利用者の囲い込みをすすめている。しかしどの航空会社も経営的に厳しいのが現状。例えばスペインのイベリア航空は機内食が有料(飲み物も)になっていたし、テレビでは経営が厳しいイタリアのアリタリア航空がどこに売却されるのかが映し出されていた。あとヨーロッパ内は分煙というより禁煙化が進んでいる。スペインでも公共の場は禁煙が大部分を占め、空港もほとんどが吸えない状況。交通機関はもちろんのことホテルのロビーなど共有スペースはダメ。部屋も禁煙ルームが増えている。愛煙家の方にとっては肩身が狭いであろう。 さあ、荷物を受け取って、ツアーバスへ乗り込みホテルへ移動。夜も遅いので車も少なくスムーズに到着。チェックインをして翌日のカンプノウのスタジアムツアーへ。 |
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![]() 翌日、カタルーニャ地方の沿岸部の天気予報は雨。案の定、外はパラパラと雨が降っていた。しかし、雲の流れが速いので降ったり止んだりの様相。さあスタジアムツアーへ出かけよう。地下鉄の駅で10回の回数券T-10(6.90ユーロ)を購入してカンプノウの近くの駅へ。大きな敷地のカンプノウはどこに行くかによって降りる駅を考えなければならない。スタジアムツアーのタキージャ(販売窓口)は9番出入り口から入る。よって、平日の場合は3号線のパラウ・レイアル(Palau Reial)が最短距離。駅からは地上に出て1本道で坂を下りて行く(土・日にイベントなどがあればこの辺りは駐車場になり、遠回りをしなければならないので、1つ手前のマリアクリスティーナが便利)。出入り口は10時オープン(オープンしないとカンプノウ内には入れない)。出入り口前にはたくさんの子供達が群がっていた。ちょうど学校の授業が昨日に終わり今日からクリスマス休暇に入る学校が多いと言う。みんなスタジアムツアーに行くのか? そうなると大変賑やかになるなあと思いつつオープンを待つ。9時50分過ぎに門が開けられタキージャに進む。群がっていた子供達はツアーではなく、敷地内にあるアイススケートリンクへ入っていった。地元の子供達が休みだからと言っても、スタジアムツアーには行かないであろう。 そしてスタジアムツアーのチケットをタキージャで購入してスタジアムへ。18番ゲートが入口で、チケットを係員に提示して入場する。入ってすぐにイヤホンサービスのカウンターがある(1台3ユーロ)。日本語はないのでパスをしてそのまま進む(ツアーの順路は前回のクラシコ観戦記で書いた通りです)。ピッチに出て見ると頑丈な黄色のバリケードがしてあった。見学者が増えてマナー悪くなったのか、もしくはスタジアム事情のために急遽設置したのはわからないが、ピッチ上での行動範囲は狭まっている感じがする。ベンチのシートにもテープが張られ中へ入れないようにされている。ちょっと残念な気がする。そして、ピッチには芝生育成機なるが並んでいた(すぐに移動させられた)。あとSHOWTIMEと言われるフォトサービスが所々のポイントで設置されていた。選手(ロニー、メッシを中心に)の等身大パネルに並んでパチリ。あとはパソコンで合成され仕上げられる。たしか1枚10-15ユーロぐらい。憧れの選手と撮れるので良いお土産になるだろう。ポイントはピッチ横、VIPスペース、エレベーター手前、ミュージアム、それとボティガ内などにあり、ただの見学ツアーで終わらず、商売が上手になってきた。 今回はミックスゾーン(インタビューゾーン、記者会見場)の見学も出来た。そこでピッチ近くでエジミウソンがいてたとの情報。ちょうど長期のリハビリを終えたところだったのでカンプノウに立ち寄ったのだろう。そして、ミュージアムではカンプノウ建造50周年記念コーナーが設けられていた。2007年9月に50年を迎え、今シーズンのユニフォームにも50周年のマークが入っている。またこれを機にカンプノウスタジアムのリニューアルデザインも発表され、コンテストの結果ウェンブリースタジアムをデザインしたフォスター氏の作品が選ばれた。その作品とはアリアンツアリーナに似ていて、すべてのスタンドが屋根に覆われ、とても斬新的なデザイン。工事を開始するには莫大な費用だけでなく地域住民の賛同が必要で、着工・完成までにはまだまだ時間がかかりそうだ。それにしてもミュージアムは何度来ても見応えがある。特別コーナーだけでなく常設コーナーも。特にFCバルセロナというクラブがどのようにして生まれてこの街とともに育ってきたのか。その歴史を数々の写真や展示物、パネルを見ることにより学ぶことができる。またカタラン、スペイン、英語表記で日本語解説はないがタキージャで『LA GUIA(THE GUIDE)』というFCB博物館発行の解説ブック(右上:5ユーロ)が発売されているので、興味ある方は購入されたら良いと思う。ミュージアムの主な展示物やカンプノウのこと、そしてFCバルセロナ全体を写真などを添えて解説されている。また3Dシアターがボティガの横に新設されていた。このシアターだけでも鑑賞できるが、スタジアムツアーにプラスされた“TOUR PLUS”というパッケージもある。こちらは一人16ユーロ(3Dシアターだけなら9ユーロ)。3Dシアターの上映内容はどのようなものかはわからないが機会があれば体感してみよう。もちろんFCボティガでは多種多様なグッズが売られているので見ているだけでも十分に時間が過ごせる。カンプノウは戦いの場でもあり、アミューズメントを備えたテーマパークでもあるように思えた。 ツアーが終わり、カンプノウの7番出入り口を後に(このときにザンブロッタがアウディに乗ってスタジアム入り)、ラ・マシア練習場、ラ・マシアを見ながら、プリンセサソフィア(試合当日に選手が待機するホテル)の前、そしてディアゴナル通りを歩き、マリアクリスティーナ駅から地下鉄の乗って市内へ戻った。平日の練習はラ・マシア練習場で行われているが、この日はピッチ状態が悪かったのか、ミニエスタディで非公開練習だった(残念!)。 あと、ツアーのお客様がマリアクリスティーナ駅近くにあるエルコルテイングレスの服売り場で、たまたまリオネル・メッシに遭遇(服を買いに来ていたらしい)してサインをもらったとのこと。どこで誰に会うかわからない。これは運次第だ。 |
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パルコよりピッチを望む
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ミックスゾーン
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活躍した往年の選手達
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タキージャ
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アイススケートリンク入口
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3Dシアター
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土曜日17時からミニエスタディでBチームの試合が行われた。今季のBチームは昨シーズンに降格してしまい3部リーグ(実質4部リーグ)にいる。上のリーグへ復帰を目指し上位をキープしているが、まだまだ試合は続き、一戦一戦が大切な状況。Bチームを率いるのはバルサの英雄のひとりペップ・グアルディオラ。選手は昨シーズンからかなり入れ替わっており、メンバー国定されていない。その中で第19節CE EUROPEというクラブと対戦した。 昨日に続いてカンプノウ横のミニエスタディを目指す。タキージャでチケット(トリブナ17ユーロ、それ以外10ユーロ。カテゴリー内で自由席)を購入してスタジアム内に入る(天候のこともあったので屋根があるトリブナにする)。セルベッサ(ビール)の販売コーナーを横目に席へ。お世辞にもきれいとは言えない。カンプノウとは違い改修されないまま放置されている状況。計画ではこのスタジアム周辺の土地を市に売却する予定なので無理もないだろう。席に座り試合が始まるのを待つ。相手チームの選手が入場。バルサはイムノとともに入場。観客はまばらで選手が若いこともあり親御さんのような方が多いように思える。もちろん将来に賭けるクレたちも。。。試合開始。攻守の切替が早い展開。見ていてワクワクする。選手の声、コーチ陣の声、ボールを蹴る音など響きわたる。しかし前半途中から大粒の雨が降ってきた。トリブナは屋根があるから安心と思っていたら、屋根から水滴が落ちてきた。雨漏りだ。。。おいおいと思いながら、雨漏りのないところへ移動。試合前半は相手チームに先制されながら1-1で終了。後半はさらに雨漏りがひどくなり、試合観戦よりもこっちの方が気になる。そうこうしているうちに相手選手が2人退場となり、バルサは優位に試合をすすめ、ゴールも決まり4-2で勝利した(試合以外で印象に残ったのは相手チームの監督がジャージ姿なのに対して、バルサの監督ペップはロングコートにジーンズとおしゃれなスタイル)。試合終了後は足早にスタジアムを後にして5号線のコルブランク駅から市内へ戻った(帰ってからテレビで知ったが、この日の夜、トップチームはラ・マシアで練習をしていた。見学できたかどうかはわからないが、ちょっと残念だった)。 カンプノウの本店(メガストア)をはじめバルセロナの街中にはいくつかのFCボティガがある。今回は街中を散策していく中でサグラダファミリア店とウニベルシタット店(カタルーニャ広場近く)を覗いた。ともに観光スポット近くにあり、ちょっと立ち寄るのに便利。売り場スペースは狭いものの定番グッズは取り揃えられており、ユニフォームのマーキングもできるので便利。ブファンダ(マフラー)もいくつかある(試合時に出るカンプノウ近辺の露店もおすすめだ。種類が多くまた年代物もあるのでおすすめかな。ただしコピー商品もあるので注意が必要)。時間が遅い時や日曜日などはサンツ駅内にあるボティガが便利。朝7時30分から夜10時30分までオープンしている。駅構内の改修工事のため転々としていたがほぼ工事も終わったので、これからの移転はなさそうだ。 |
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ボティガ入口
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市内のボティガ(ウニベルシダット店) |
Bチーム試合(ミニエスタディ)
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| 自分の席に行くには | ||
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| Porte(ゲート)を通過 | Boca(セクション)を探す | Fila(列)を確認して自分の席へ(偶数・奇数の注意) |
![]() 今回のエルクラシコは選手達が少しでも早くクリスマス休暇に入れるようにと金曜に開催する話もあった。しかし、これは却下され日曜日の19時からとなった。心配された天気は雨が降るような気配もなく安心。それにしてもリーガエスパニョーラの試合時間が発表されるのが遅い。特に今シーズンはテレビ放映権も複雑に絡み、協会から発表された後でも変更されるこもある。新聞やテレビなどよくチェックをしておかないといけない(大半がソシオによる年間シートで一般発売のチケットにも時間が記載されていない)。今回のテレビ放映についても論議が交わされ、世間はクリスマスで日曜日の夜は家族で家にいることが多い。それだったお金がかからない地上波で放送するべきだという意見(前回のクラシコはLA SEXTAで地上波放送された)も多かったが、結局PPVという有料チャンネルでの放送になった(1試合ごとに購入するタイプ。11.50ユーロ)。エルクラシコの放送はスタジアム内に設置された22台のカメラが追う、ラジオを含めると欧州を中心に世界51カ国に配信されるとのこと。いまやエルクラシコは世界的なイベントだ。 さあカンプノウへ。マリア・クリスティーナ駅からディアゴナル通り。そしてプリンセスソフィア前を歩く。ホテルの通用口にはたくさんのバルササポーターが。。。そして路上にはバルサバスと警察車両が止まっている。バルサの選手はこのホテルからバルサバスに乗り込み、直線距離にして300mほどのカンプノウに向う。おかげで付近の道路は大混雑。サポーターはブファンダを頭上に上げ廻しながら激励応援コールを送る。カメラのフラッシュがあちらこちらで光り、選手、関係者が乗り込んでいく。全員乗車して出発。先頭の警察車両はパトカーのようなものではなく金網が張り巡らされた重厚な車両。バスは沿道に集うサポーターに見送られ、ホテルの廻りを一周してカンプノウへ(ちなみにレアル・マドリッドを乗せたバスはスタジアム南側の通りから大きなブーイングを浴びながら入っていく。)。これが欧州サッカーというか、激しいところ。。。バスを見送ってカンプノウ前に到着。ちょっと早かったのか、まだゲートがオープンされておらず、敷地内には入れない。試合開始1時間15分前にオープン。チケットを見せて中へ。今回は特に持ち物の検査はなく、試合日に発行配布される『BARCA CAMP NOU(カタラン語)』を手に取り、券に記載されたPORTEに向う。PORTEではチケットのバーコードを照らしバーを倒してスタジアム内に入る。 試合前のメディア(新聞など)では前節のバレンシア戦でメッシがケガ、加えてアンリが腰痛のためリハビリ中、エトオが復帰したがまだベストの状態ではない。そこでロナウジーニョが試合に出場して結果を出すのかが話題になっていた(新聞はキオスクで買おう。スポーツ専門紙SPORT、MUNDOはともに1ユーロ)。どのチャンネルを見てもバルサのニュースはロナウジーニョの映像が多い。金曜日の練習ではじゃれ合っているというよりふざけているのではというコメントが目に付いた。ライカールトはロニーの状態に満足しているというが、クレ(サポーター)たちは半信半疑。今シーズンのロニーは調子の波がはげしい、コンディションがあがった思えば、代表ウィークで南米へと難しいシーズンを過ごしている。クレの中でさえも放出論すらも出てきている。クラブとしては試合だけでなくメディアへの貢献など現在チームの象徴とも言えるメガな選手なので、なんとかコンディションを上げてクレに復活をアピールしたいところあろう。一方のレアル・マドリッドはかつてバルサにも在籍をしてたシュスター監督がどのような試合を挑み、また昨シーズンまでバルサに在籍していたサビオラにクレ達はどう反応するのか(試合には出場できず、市内でサイン会をしている映像が映し出された)、そしてチームの中心となるグディが試合に出場できるのがクローズアップされていた。リーグ戦のトップを走るのは間違いなくレアル・マドリッドだ。この時点で4ポイント差があり、この試合の勝ち負けで順位は入れ替わらない。しかしリーガを代表するトップクラブ同士らしいスペクタクルに富む激しい試合を期待。果たして結果は?? |
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ホテル通用口付近(選手が乗り込む様子)
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開場を待つサポーター
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戦いが始まる!
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![]() スタジアム内を歩き自分の席へ向かう。途中、焼き立てソーセージを挟んだボカディージョ(4ユーロ)を頬張る。とてもおしいのだが、ユーロ高なので日本円にすると高い。スタンドの方で歓声があがったのでウォーミングアップを始めたのだと思い、自分の席についた。観客はまだ少ない。ソシオの大半は10-5分前ぐらいに席にやってくる(それまでは通路などでセルベッサを飲みながら談話している)。試合30分前ぐらいからウォーミングアップを開始。これは宿命でレアル・マドリッドの選手に対してはブーイングだ(反対にベルナベウではバルサの選手に対してブーイング)。そしてウォーミングアップが終わり選手は一旦控え室に戻り、ピッチでは子供達が出てきていろいろなセレモニーが行われいた。 さあ19時。スタジアム内にイムノが響き始めた。クレ達は急いでイスに挟んであるA3ぐらいの紙を頭上に持ち上げ、席前に立ち上がる。恒例となった10万人(この日の入場者数は98,248人。レアル・マドリッドのサポーターが約400〜500人だったのでそれを引いた97,700人ぐらいか?)のモザイクだ。今回はトリブナスタンドがカタルーニャの赤と黄、ラテラルスタンドがエスクード、スルとノルドスタンドがアスルグラーナを示す青とエンジを彩った。またそれぞれの紙にはSPORT誌がインターネットを通じて集められた写真がうっすらと入っていた。このスタジアムでしか味わえない壮大なモザイクだ。凄いとしか言い様がない。自分もその役割を担っていると思うだけで感慨深い。両チームの選手も入場して、スターティングイレブンの発表。まずはレアル・マドリッド。落ち着いた声で選手名が読み上げられ、ひとりひとりにブーイングを浴びせる(レアル・マドリッドのサポーターは最上階のゴールサイドに警備員が囲むブロックへ集められていた)。そして続いてバルサの選手のコールが高らかに響くと、クレ達はひとりひとりに大きな声援を送る(特にロナウジーニョには大きかった)。 いよいよキックオフ。試合が始まる。序盤はお互いに動きが堅くゴールが遠いと思える。時折、レアル・マドリッドがカウンターをしかけてバルサのゴールに迫る。自分の周りのクレ達も何かおかしいなあという雰囲気。いいプレーには拍手をするが目立つアクションが少ない分リアクションも起こせない。ロナウジーニョも先発してかなりの期待がかかるが、動きが悪くすぐにボールを奪われる。バルサの選手が倒され、ファールをとられなければ審判に罵声が浴びさせるようになり、まず〜い感じ。ポゼッションも半々。そして前半35分、一瞬のスキをつかれファンニステルローイとバティスタのコンビネーションプレーでゴールを奪われる。その後、バルサも同点にすべく攻めるが決定機を欠き前半終了。 さあ後半に。あまり変わらず、守るレアル・マドリッドに対して攻めるバルサ。しかし牙城は崩せない。お互いに選手を入れ替えチームに動きを与えるが、不穏の空気が流れ始める。ホームでレアルに負けたらどうなるんだろう。。。と気にしながら試合を観戦。バルサは今シーズンからデビューのドスサントスやボージャンを投入するが得点は奪えない。残り5分ぐらいから観客が帰り始める。相手はレアル・マドリッド。そしてゴールには代表でも不動の地位を築いているカシージャスが立ちはだかる。しかし前回のクラシコは試合終了前にメッシが決めて同点となったから、審判のホイッスルが吹かれるまで目が離せない。しかしこのまま試合終了。0-1でバルサの負け。レアル・マドリッドの選手は自陣のサポーターたちに手を上げて喜びをあらわしている。バルサのサポーター達は白いハンカチを用意していなかったのか、試合がなかったかのようにそそくさ帰って行く。今日の試合ではバルへもいけないだろう。スタジアムを出ると敷地内は大変な群集になっていた。みんなおのおの帰路に向うが、なかなか自由に進むことが出来ない。道路は歩行者が占領。車やバイクはクラクションを響く。しかし少し歩くといつもの光景に。無事にホテルへ戻った(スリなどには気をつけよう。混雑しているところは多い)。 ホテルの部屋でテレビをつけるとさっそく試合のダイジェストが流れていた。非難の的はロナウジーニョとライカールトみたいだ。ホームチームが負けると何もかも重く感じる。クラシコに関しては4季ぶりにカンプノウでの負け。今シーズンのバルサはカンプノウで圧倒的な強さ誇っていたがレアル・マドリッドの前に見事に負けてしまった。次は5月にベルナベウ。ここでお返しができるのだろうか? リーガも7ポイント差となり優勝も遠ざかった感じだ。クレ達にとっては欲しくないクリスマスプレゼントになった。 |
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| イムノとともにモザイク開始! | 試合終了。10分もたたないうちに空っぽに | 翌日のSPORT誌に掲載されたモザイク |
| 今回はユーロがさらに高く(1ユーロ=約165円)できるだけ出費を抑えたいところ。ホテルの近くのスーパーマーケットでちょっとした食料と水を買い込む。買ったのは5リットル容器の水(1.7ユーロ)。このまま持ち歩けないので500mlのペットボトルに補充しながら過ごす。食べ物は菓子類やハムなど小腹が空いた時のために購入。食事はピンチョスを食べた。地元の雰囲気を感じるピンチョスやタパスなどが良いだろう。ピンチョスとはバスク地方発祥の串刺し料理、一方タパスとは小皿料理。ビールなど飲み物を片手にカウンターに並べられた一品料理を取る。店内の黒板にはメニューが書かれており、温かいものは店員に注文。入った店は一皿1.50ユーロだった。ピンチョスやタパス以外にもパエージャやフィデウアのシーフード料理、ボリュームがある肉料理、海の面した街らしい魚料理と食材豊富なバルセロナでは食事に困らないだろう。レストランによっては英語メニューや一部日本語メニューもおいているところもある。ただしレストランによってはそれなりの費用はかかるのであしからず。これら以外にはバイキングで食べられるお店も市内でいくつかある。それだと量や料金をあまり気にする必要はない。気をつけなければいけないのは時間帯だ。お昼は2時ぐらいから込み始める。夜は8時〜9時ぐらいから。シエスタの習慣が残っているので日本と比べて遅い。早く行っても開いていない店も多いので注意が必要。その点、パンカンパニー、マクドナルド、KFCなどのファーストフードや、ショッピングモール内やデパートのフードコートの店は時間帯を気にせずに食べることができるので便利だ。 さあ市内散策を開始。クリスマスのイルミネーションを飾りつけがあちらこちらで施されている。夜は点灯されるのでライトアップとは違い幻想的だ。ディアゴナルからカタルーニャ広場間(徒歩で約20分ぐらいの距離)のグラシア通りにあるガウディ建築のカサミラ、カサバトリョやホテルマジェスティックなど大きく電飾されて美しかった。お昼はクリスマスマーケットを見て廻る。まとまって軒を連ねていたのは旧市街にあるカテドラル前広場。あちらこちらでパパノエル(サンタのおじさん)が売られていた。こちらは常設かもしれないが東西の目抜き通りのグランビア通りでは歩行者通路を2〜3kmに渡って服飾、おもちゃ、音楽、クリスマス関連などの出店が軒を連ねていた。 市の東にあるフォーラム地区へ足を延ばす。カンプノウ近くを走るディアゴナル通りの終点となる地区だ。2004年に万国文化フォーラムが開催されたのを機に開発された。海沿いだから開けている。新しく高い建物が目立つ。デザインも斬新だ。この地区内にあるショッピングモールはクリスマス前ということもあり大きな買い物袋を持ったファミリーで賑わっていた。そして大きな公園を横切ってボプレノウ地区まで歩く。ポブレノウ地区はかつての工業地帯で、煉瓦作りの工場や煙突が印象的だ。現在、これらの建物を活かしつつ再開発が進められている。時間があるときは地下鉄4号線で行けるのでちょっとした散策にいいだろう。 時間がないときは公共機関(地下鉄、バス、タクシーなど)を利用するのが良いが、時間があるときは歩くに限る(ただし、人気が少ない狭い通りや夜の一人歩きは危険)。カタルーニャ広場から今話題のアグバー塔を目指し歩いた。だいたい30分ぐらいのウォーキング。ちょっと交差点がやっかい。日本のように歩道に沿ってまっすぐに渡りたいところだが、バルセロナはゴシック地区や山手を除いて、中心地が区画整理され碁盤目状になっているところが多い。交差点は角が削られ八角形の作り(これは昔の馬車の名残らしい)で横断歩道を渡るのにちょっと迂回しながら歩かなければならない。角が削れられた部分は車数台駐車されている。視界もあまりよくないので気をつけよう。歩くと街並みの美しさに浸れるが、たまに犬のフンがあるので注意。そしてグロリアス広場に面したアグバー塔に到着。バルセロナの新しいシンボルになりつつあるこの塔はバルセロナの水道会社が入っているビルで高さは144m。弾丸のように上の方は丸く、赤青銀の壁が散りばめられる。そして壁の外にはガラスの窓で囲っている。ビル内に入ると幻想的な感じだ。展示ブースではバルセロナにおける水道史のパネルやスクリーンによる上映がされていた。このタワーの廻りは再開発途中で、残っている昔ながらの建物との対比が妙に歴史を物語っているようであった。 ちょっとバルセロナ郊外のシッチェスへ足を延ばした。サンツ駅はクリスマスで帰郷する人や旅行する人々で長距離路線を中心に混雑していた。発車30分ぐらい前にならないとプラットフォームへは入れず、駅構内にはピギーバックを引っ張る人が目立った。プラットフォームへはテロ対策もあり手荷物のX線検査がある。ちなみに駅構内にあるコインロッカーも利用する前にX線検査が必要だ。 シッチェスにはセルカニアスと呼ばれる近郊列車で行く。自動券売機で往復切符を購入(5ユーロ)。地下鉄と同じように自動改札に切符を通してレバーを倒してプラットフォームへ。近郊列車へは入場制限がないので早く入っても問題ない。定刻より5分遅れで列車が来る。乗車して出発。途中3つほど駅に停まり(快速を利用)、海が見えてきたらシッチェスが近い(約25分)。シッチェスは芸術家が集まる高級リゾート地で、多くのバルセロナの富豪たちはこの近辺に別荘を持っている。夏場であればビーチにはたくさんの人が押し寄せるが、今回はクリスマスシーズン。観光客はほとんどおらず、バルセロナの喧騒を逃れるには持って来いの場所となった。駅から町の中を歩き10分ほどで地中海へたどり着く。観光案内所で地図をもらい海を眺めながら海辺を散策。カウ・フェラ美術館を見学して、駅へ戻る。だいたい3時間ぐらいの行程だ。バルセロナ近郊へは列車も多く、半日あればシッチェスをはじめいろいろなところへ行くことができる。バルセロナだけでなくカタルーニャを感じよう。 |
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| カテドラル前のクリスマスマーケット市 | 振興開発地のフォーラム地区 | イルミネーションの彩られるホテルマジェスティック |
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| エスパニョールの本拠地オリンピコ チームは新スタジアムを建設中 |
新聞は町のキオスクで買おう | 突如として現るアグバー塔 |
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| シッチェス(街中の通り) | シッチェス(ビーチ沿い) | AVE乗り入れ工事が進むサンツ駅 |
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最後に今回もたくさんの方々に弊社のエルクラシコ観戦ツアーにご参加いただきました。この場をお借りいたしまして厚く御礼を申し上げます。 以上、この観戦記については、日通旅行ワールドスポーツデスクがお届けしました。 |
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