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NBA

ロサンゼルス NBA・NHL観戦
2002年11月3日(日)ロサンゼルス・レイカーズvsポートランド・トレイルブレイザーズ
2002年11月4日(月)ロサンゼルス・キングスvsミネソタ・ワイルド
 スポーツのメッカ、ロサンゼルスのステイプルセンター
今回はアメリカの4大スポーツ(MLB、NFL、NBA、NHL)のうち2つをこのロサンゼルスにあるステイプルセンターで観戦した。さすがはロサンゼルスでNBAは3年連続チャンピオンのレイカーズと地元に根強いクリッパーズ、NHLはキングス、そして、MLBは野茂・石井選手が在籍するドジャーズとまさに年中メジャースポーツが行われている。レイカーズ戦を観戦した日も午後はクリッパーズ戦が行われていた。このステイプルセンターはダウンタウンの南西(ウエスティンボナベンチャーから徒歩15分)に位置し2000年完成した巨大多目的施設。コンベンションセンターに隣接して広さは22500坪ある。センターの周りはコンベンションセンターとも兼ねた巨大な駐車場に囲まれ車社会なんだなあと実感してしまう。NBAがあるときは20,000弱の座席数で、NHLの場合はリンクが大きいので15,000弱になる。施設としては新しいので申し分がない。とても清潔で、この地域だけはダウンタウンとは大違い。そして、このステイプルセンターには“TEAM LA”というここを本拠地としてもつチーム(レイカーズ、クリッパーズ。NHLのキングス)のオフィシャルショップがあり、試合がない日は外から入場できグッズを購入できる。試合がある日は外からは入れないが、入場して中から入ることができる。品数は豊富できっとお目当てのものが見るつかると思う。ショップ以外にはFOXバーというスポーツバーがあり、店内にはいくつものモニターからスポーツ中継が流れている。ここで、みんなは試合が始まるまで(試合中も?)腹ごしらえをして飲んで盛り上がっている。もちろん、チケットボックスもあり試合当日やまだ先の試合のチケットを販売している。まあ、とにかく大きい施設。
(下の写真は左がステイプルセンター外観、中はオフィシャルショップのTEAM LA、右は1ブロック離れたフィゲロアホテルの壁に描かれた大きな宣伝)
ステイプルセンター ティームLA フィゲロア壁画
 いよいよNBA観戦
午後にあったクリッパーズ戦をちょっとテレビで見て、夜18時30分から行われるレイカーズ戦に備える。ホテルを出てステイプルセンターに向う。センターに近づいていくとダフ屋と思われる人達が、口々に“ticket”と声をかけてくる。絶対に相手にしないこと! アメリカでは売る方も当然だが、買う方も捕まる。たまにオトリもあるので要注意。そして、駐車場を横目に見ながら夜に輝くステイプルセンターに到着。さすがはレイカーズ、ユニフォームを着たファンがあちらこちらにいる。観客層は男の人だけでなく、ファミリーの方も多い。ユニフォームの中ではケガして出場できない“34”シャック・オニール選手のものが多い、そして、人気の“8”コービー・ブライアント選手のものも目に付く。そして、入場。まず、センターに入る前に金属探知機と手荷物検査があり、その後チケットチェック(バーコード)があり入場する。入って早々、プログラムの販売(アンオフィシャルのNBA HOOP:5j)、そして、オフィシャルグッズの販売カウンターなどがある。そして、マクドナルドをはじめとするハンバーガーやタコスのお店、ビアカウンターや寿司ロール販売屋さんが通路となるあちらこちらにある(ちなみに私は寿司ロールを食べた:10j)。これなら食べ物には困らない。もちろん、ここで買ったものは席まで持ち込み可。だいたいの人は自分の席で食べている。
ステイプルセンターは1階がロウアーの観客席、2階はVIP関係のフロアで入場口も別で個別の観客席以外にスイートルーム(いわゆる貸切ルーム)や見ながら食事ができるレストランなどがある。そして、3階はアッパーと呼ばれる観客席(もちろんこのフロアにもいくつかのショップがある)で、3階なので高さがあり斜度があるので前の人の頭などは気にならないであろう。どのフロアのシートは折りたたみ式(オンコートなど一部のシートを除く)でパープルに統一されていて、あたらしい施設なのでとてもクッションが効いていて座り心地抜群。そして、うれしいことに大きなサイズまで対応できるドリンクホルダーもある。そして、それぞれのセクションには係員がおり、チケットのチェックをしてシートの間違えのないように案内している。テレビを見ているとコートサイドに空席が多少が見られることがあるが、これは空いているのではない。というのはセクションによってはシーズンチケットして売り出されていれ(一般に良い席になればなりほど)、熱心な地元ファンやチーム関係者や企業のインセンティブなどに販売されている。したがって、そこを買っている人が来ない日もある(現に私の左右は空いていて誰もこなかった)。これはチームとして経営を安定させるためには必要なことで、満席で入れないファンにとっては残念なことである。
(下の写真は左からアッパー斜めから、中はシート、右はアッパーのサイドからみたコート)
アッパー斜めより シート アッパーサイドより
 いよいよレイカーズ登場
アリーナに入ると練習が行われていた。そして試合がはじまる10分前にレギュラーメンバーの登場。もちろん相手チームには大きなブーイング。今日の相手トレイル・ブレイザーズにはウォレス選手をはじめジョーダンとともに一時代を築いたピッペン選手がいる。とにかく大きい選手は大きい。なにせ身長は2mを超えている選手が多いので、テレビで見ていると大きく見えるコートもとても小さく見える。さあ、ウォームアップが終わり場内が暗くなりレイカーズの先発メンバーが紹介される。そして、全員立ち上がってのアメリカ国家の斉唱。そして、試合開始。アリーナ内は知らない間にほぼ満席だった。12分間のプレイ時間はとても短く感じる。なにせ、本場のNBA。ディフェンス、オフェンスの切り返しが速く、その中でも24秒内の攻撃はただボールを廻しているだけでなく、とても内容があり、どこに目がついているのかわからないぐらいだ。タイムアウトがあるとレイカーガールズの登場だ。みんなとても華麗で、プロフェッショナルなダンスで場内を盛り上げる。ファンの中には一緒に踊るお子さんやおじさん(?)がいて、中央の大きなモニターに映し出されると大歓声があがる。レイカーガールズ以外にもたくさんのイベントがあり(バブルビジョンやレイカーズに関するクイズ、いろいろな抽選)、クォーターの合間にはお客さんによるフリースローなどが行われる。これぞアメリカンエンターテイメント! 観客を退屈させない。
試合は一進一退でレイカーズはコービーを中心に、ブレイザーズはウォレスを中心に点を重ねて行く。そして、スーパープレイに場内は沸く(もちろんレイカーズのプレイだけ)。特にコービーのスティールしたあとのダンクシュートは迫力はもちろん、滞空時間が長く、見るもの吸い寄せる。スリーポイントシュートもとてもきれいだ。凄いシュートは何度もモニターに映し出される。そして、ドラマは第4クォーターにあった。ブレイザーズがリードして残り3分を切る。ホームで負けられないレイカーズの攻撃があっという間に同点、そして逆転へとつながっていく。観客は1プレイ1プレイに歓声を上げ、全員総立ちで見守る。そして、残り20秒ほど、2点リードでこのままレイカーズが勝つと思った瞬間、時計は0になっていたが、ブレイザーズのシュートはネットを揺らした。85−85の同点。ということは5分間の延長がはじまる。なにかまだこれらのプレイが見れると思うと得した気分だ。その5分間で、レイカーズが98−95で勝利する。今季2勝目。試合が終わるとモニターにはコービーのインタビューが流れていたが、人波とともにステイプルセンターを後にする。
やはり、テレビで味わえない感動、興奮が体に染み付く。満席のアリーナの歓声はとても凄い。その中で自分も観て、いつのまにかレイカーズのファンになっていた。ぜひ、皆さんも本場の観戦を体験してください。
(下の写真は左からレイカーガールズのパフォーマンス、中は試合の様子、右はブレイザーズのフリースローにフェイクするファン)
レイカーガールズ 試合 フリースロー
 次ぎはNHL観戦
さあ、今日はNHL観戦、昨日NBAが行われたステイプルセンターへ再び出かけた。そうすると昨日とは違い、柄の大きいキングスのユニフォームを着たファンがたくさんいる。早速、入場してアリーナ内に入る。今回はVIPシートでの観戦なので専用ゲートから入りプログラムを受け取って、シートへ。座るところはどの席も変わらないが、シートの横にメニューが置かれていて、ドリンクやフードが欲しい時係りの人に言うと持ってきてくれる(通路の外に出ていちいち買いに行く必要がない)。シートに座ると、昨日のコートから一変して氷のリンクになっている。なんとなく涼しく感じるのは気のせいか? そしてリンクの壁の上は透明な強化ブラスチック板、ゴール裏にはパックが飛んでくるので防護用のネットが張られている。
NHL(ナショナル ホッケー リーグ)はカナダ・アメリカ北東部を中心にリーグ構成されてきたが、近年、アメリカ全土にチームを拡大させ、現在30チームで2つのカンファレンス、3つの地域に分かれて競い合っている。この暖かいロサンゼルスにもロサンゼルス・キングスというチームがあり(隣町のアナハイムにはマイティーダックスがある)NBAやMLBとはまた違うファン層を獲得している。そしてこのNHLの醍醐味は何と言っても氷上の格闘技と言われる迫力あるプレー。体同士のぶつかり合い(たまに殴りあい)や肉眼では捉えきれないパックのスピード。これが今日体感できると思うととても興奮してしまう。
さあ、練習がはじまる。凄い。シュート練習ではパックの乱れ飛びでキーパーがかわいそうになる。パックを廻すのも目がついていかない。昨日のNBA以上に攻守の切り替えが速い。試合開始時間19時30分になる。まず、アメリカ国家の斉唱。そして、先発メンバー5人がモニターで紹介される。と言っても、メンバー交替は頻繁におこなわれるため最初から最後まで出っぱなしの選手はまずいない。試合の開始。最初の20分間が始まる(これを3回する。実質60分の試合時間)いやあ、速い!攻撃していたなと思ったらもう攻め込まれている。そして、壁際ではドスンと体同士があたる音。こりゃ体がもたないだろう。そして、試合が盛りあがるのはパワープレイと呼ばれる時間帯。これは反則をするとペナルティールームに2分間、反則をした選手が入らなければならない。その間リンク上では1人少ない状態(4人)で戦うことになる。一番の得点チャンスで怒涛の攻撃が繰り広げられる。観客も当然のことながら盛り上がる。これがキングスのパワープレイともなれば得点をしないとどうなるか知らないよという状態だ。さあ、試合は最初の20分間が終わり少しブレイク、このブレイクの間に、リンク内では氷上ボーリングがおこなわれ(そりに乗ったこどもが対面にあるピンを倒すもの。パチンコみたいな大きなゴムで係員が引っ張り、そりにひっかけはじき滑らす)、場内はここでも湧き上がる。本当にエンターテイメントが豊富だ。その後、次ぎの20分間がはじまり、試合は終盤を迎える。1−3の劣勢の状況で終了2分前、相手の反則でキングスはパワープレイを得る。そして、キーパーも参加しての全員の攻撃で2−3になる。その後もキーパーも含めた全員参加で同点、そして逆転を狙うがここがギャンブルな攻撃。ことごとく、空いたゴールネットにパックが入る、そして、2−5の大差で負けてしまった。それにしても迫力あるプレーだった。今はシーズンがはじまったばかり。これが上位争う終盤の一戦になるとどうなるのか!まったく想像がつかない。
(下の写真は両方ともリンクの様子。残念ながら、試合中は写真が撮れなかったので、試合前と練習風景)
リンク リンク練習風景
 ロサンゼルス
ロサンゼルスはスポーツ観戦するには持って来いの都市だ。治安的には不安は正直言ってあるが、ステイプルセンターでは心配はない。ツアーで行くとだいたいのホテルからは車による送迎がある。テレビではNBAの中継はもちろん、今回見れなかったけどNFL(アメリカンフットボール)もあちらこちらの局で中継をしている。そういう意味でもスポーツ三昧が充分できる。観光的にはサンタモニカやハリウッドやビバリーヒルズ、そしてユニバーサルスタジオ、ディズニーランド、ナッツベリーファームなど飽きさせない観光スポットが目白押し。現地オプショナルツアーを利用するれば何日あっても足らないぐらいだ。ぜひ、ロサンゼルスへスポーツ観戦などいかがでしょう!
(下の写真は左からサンタモニカビーチ、中はサンタモニカピア、右はハリウッドの一角)
サンタモニカビーチ サンタモニカピア ハリウッド
以上この観戦記は、日通旅行スポーツデスクがお届けしました。

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