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ケイバ

香港国際競走
香港国際競走
2007年12月9日(日)、沙田競馬場で東アジアで最も規模の大きい国際競馬イベント『キャセイパシフィック香港国際競走(國泰航空香港國際賽事)2007』が香港ジョッキーズクラブ主催のもと盛大に行われ、競馬場には10万人ぐらいの観客が押し寄せた。
 
沙田競馬場
 湾仔(ワンチャイ)のホテルからクロスハーバートンネルを抜けて、30分も経たない内に郊外の新界にある沙田(Sha Tin:シャティン)に到着。
 この競馬場は1978年に完成し、芝コースと全天候型コース、そしてゴール前の直線コースを備えている。グランドスタンドは8階建てで長さも200m以上もあり圧巻。競馬場の廻りは高層のマンションが立ち並ぶ。バスを所定の位置で降車した後、メンバー用入口より入場する。赤じゅうたんが敷き詰められ、スポンサーであるキャセイパシフィック航空のコーポレートカラーの深い緑色が所々に彩られている。入場後キャップをもらい、メンバー用の場内馬券売り場やパドック、グランドスタンドなどを一通りゆっくりと廻る。ちなみに2008年に行われる北京オリンピックの馬術競技がこの競馬場に隣接して建設中。
沙田競馬場 沙田競馬場 沙田競馬場
九広鉄道の臨時駅を結ぶコンコース メンバー用の場内馬券場
(両替窓口あり)
フィニッシュライン近く
(横には三菱電機製のダイヤモンドビジョン)
レースプログラム観客席と観戦パッケージ
 一般はグランドスタンドU側にある一般の入場口から入場する(有料)。グランドスタンドの席は自由席で、建物内に入ると馬券売り場(各フロアにある)の窓口や自動券売機、マイク片手にレース予想しているブースや、中1階には各種料理を取り揃えたフードコーナー(日本食の売り場もある)がありたくさんの人でごった返す。また建物を抜けて裏(駅側)に行くと香港国際競走関連のグッズ(ウインドブレーカー、ポロシャツ、マグカップ、ぬいぐるみなど)の販売コーナーや、イベントホールではアイドルショー、少林寺の演舞、民俗舞踊などの舞台があり所狭しと賑わっていた。
 一方、観戦パッケージ用スペースはゆったりとしている。シルバーパッケージはグランドスタンドUの3階にあるピナクル(凱悦台)での観戦。フリードリンク、フリーフード。ドリンクにはビール・ワインなどのアルコールがあり、テーブルにはレースプログラム置かれている。そしてあちらこちらにテレビモニターが並べられ(レース中継用、オッズ表示用など)、所々に大きなスクリーンモニターが設置されている。また馬券売り場の窓口や両替窓口も当然ながらある。案内係員も多数おり、日本語ができるスタッフもいる。これらの係員は馬券の買い方やマークの仕方など教えてくれる。テーブルで新聞やレースプログラム、フォームガイドをにらみながらマークをして、そして馬券を窓口で買い、レース観戦は専用のバルコニーかグランドスタンド内スペースがあるので、そこで観戦が可能をする。パドックまではちょっと歩かなければならないが、モニターで見るかなあ。。。
 一方のゴールドパッケージの場所はフィニッシュライン寄りのグランドスタンドT3階にあるチャンピオンサークル(俊星雁)での観戦。もちろんフリードリンク、フリーフード。食事は12:00-15:00ぐらいでそれ以降はアフタヌーンティーサービスがある(食事は下げられ、デザートが並ぶ)。食事はシルバーより品数は多い。シルバー同様に馬券売り場、両替窓口、自動券売機、所々にはテレビモニターや大きなスクリーンを設置している。中央にはドリンクカウンターがあり飲み物が振舞われる。あとレースプログラムがテーブルにおかれ、あとグッズの引き換えがあり特製のキャップ、ウインドブレーカー、ポロシャツ、68HKドルの本(過去の香港国際競走が掲載)などがもらえる。レース観戦はグランドスタンド内に専用スペースがある。またパドックはすぐ裏にあるので、出走前のチェックもOK。パドックにも超大型ビジョンがあるのでそこでレース観戦してもいいかも。。。
 ゴールドを選ぶかシルバーを選ぶかは料金のこともあるし人それぞれ。これらのパッケージ以外にはプラチナパッケージ(さらに上の階にある)やスポンサーや来賓者が利用するVIPスペースがあり、さらに優雅で、食事を楽しみながらレースを観戦する欧州の上流階級のような社交場であろう。
沙田競馬場
沙田競馬場
沙田競馬場
一般入場口
入場口よりグランドスタンドを見渡す(手前がU)
場内イベントスペース
沙田競馬場
沙田競馬場
沙田競馬場
予想屋ブース
万馬券が当たりますように。。。
一般馬券売り場窓口(各フロアにある)
沙田競馬場
沙田競馬場
シルバー(入場口)
シルバー(ドリンクカウンター)
シルバー(グランドスタンド内スペース)
沙田競馬場
沙田競馬場
沙田競馬場
ゴールド(観覧スペース)
ゴールド(フードバー)
ゴールド(バルコニーより)
香港競馬
 香港の競馬のシーズンは9月から始まり翌年の7月に終わる。お休みは7月後半から8月でこの期間は蒸し暑いために馬に負担がかかるため休みなるのだとか。。。シーズン中はおもに水曜の夜に香港島のコーズウェーベイ地区にあるハッピーバレー競馬場で行われ、土または日曜の週末(昼開催が多い)に沙田競馬場で行われる。おもな重賞レースは沙田で行われ、今回の香港国際競走以外に1月下旬に香港クラシックマイル、3月中旬に香港ダービー、4月下旬にクィーンエリザベスU世カップが行われる。
 モニターへの表示は広東語と英語で表記される。地元の新聞は広東語だけのものも多い。しかしなかにはカラーでわかりやすく掲載している雑誌のようなものもあわかりやすい。競馬用語や騎手、国名、馬の名前は広東語になるとユーモアに溢れるものや力強く感じるものなど、いろいろとおもしろい。
 馬券の種類については単勝(WIN)、複勝(PLACE)、馬番連勝複式(QUINELLA)、ワイド(QUINELLA PLACE)、三連単(TIERCE)、三連複(TRIO)をはじめ、一攫千金を狙うなら指定された複数レースを対象にしたDOUBLE TRIO、TRIPLE TRIO、FIRST FOUR、DOUBLE、SIX UPなどがある。馬券は1点10香港ドル単位で購入できる。競馬場内以外にも市内の各所にある場外馬券売り場でも手軽に購入できる。すべてマークシート式で青または黒ボールペンで印をつけて窓口または自動券売機で購入する。
★馬券の見方やさらに詳しく情報は香港観光政府観光局の香港競馬のページを参照してください。 ⇒⇒ ≪こちらをクリック≪

 場外馬券売り場には競馬以外にサッカー(足球)くじというのもある。これは欧州のサッカーや日本のサッカーの試合などの勝ち負けやスコア、ゴール数や最初にゴール選手などを予想するもので、かなり人気があるとのこと(totoより複雑)。マークシート式で窓口で券を購入する。競馬みたいに1000万馬券とはいかないが、複数試合を賭けると大きなオッズを生み出すこともある。週末はサッカーくじに講じるのもおもしろいだろう。そしてそのためか、何試合かは地上波のテレビ生中継もされている。プレイを見るというより賭け事の対象として見ている人が多いと思う。
 旧宗主国イギリスの名残からか、何でも賭けの対象となる。。。
現地新聞 現地新聞 馬券入門ガイド
地元新聞(雑誌のような感じ) 新聞内に記載されているレース表 ジョッキーズクラブ発行の日本語の馬券入門ガイド
馬券ガイド 場外馬券売り場
馬券場にある馬券ガイド 場外馬券売り場の様子
 
香港国際競走
 話は戻ってレースへ
 今年の香港国際競走は全10レース行われた。メインとなる国際GTはそのうちの4レース。あとはハンディキャップ戦が6レース。欧州(イギリス、アイルランド、ドイツなど)、北米、豪州、そして地元香港から多数、日本馬はちょっとさびしいが今年は2頭だけの出場。レースが始まる前にパドックでは地元アイドル歌手のショー、主催者、関係者のあいさつ、そして騎手の紹介などセレモニーが行われていた。
  そして12時25分に第1レースを迎える。みんな馬券を買う為にパドックやモニターに注視。オッズが秒単位で変わっていく。締め切り時間も刻まれ、馬券をマークする手が必然と早くなっていく。さあいよいよレースの始まりだ。ファンファーレはなく、スタートと同時に非常ベルのような音が数十秒鳴り続ける。グランドスタンドの埋め尽くす人々はフィニッシュライン横のダイヤモンドビジョンを見みながら熱気に包まれる。そして場内にでは、設置されているテレビーモニターをにらむ。そしてフィニッシュ。ため息の交差、破かれた馬券、いや喜びを示す人々など多種多彩の様相。的中するに越したことはないが、そう簡単には当たらない。気持ちを切り替え12時55分スタートの第2レース、1時30分スタートの第3レースと続き、ようやく2時スタートの第4レースはメインのひとつ香港スプリントだ。馬券の方は第4レースから第6レースまでの3レースがTRIPLE TRIO(指定された3つのレースの通し3連複)の対象レース(事前に主催者から発表される)。このTRIPLE TRIOが当たると1000万馬券も夢ではない。ここが香港競馬のおもしろいところであろう。
 香港スプリント(1200m)が終了して、フィニッシュライン上では表彰式が行われる。そして注目の第5レース香港ヴァース(2400m)では注目の凱旋門賞馬ディラントーマスが登場。当然1番人気で単勝オッズは1倍台。しかし結果はビジョンにも出ない(4着まで表示)7着に終わる。やっぱり難しい。続くナンディキャップ戦の第6レースが終わり、第7レースへ。第7・第8レースは日本馬が登場する。第7レースの香港マイル(1600m)にはコンゴウリキシオーが参上。単勝オッズは3番人気でまずまず。そしてスタート。前半は先頭に立つも後半は他の馬におされて9着で敗れた。その次の第8レースの香港カップ(2000m)にはシャドウゲイトが参上。同じく前半はトップに立つも後半は伸びず5着に敗れた。
 メインの4レースが終了して、だいたいの外国からの観客はここで退散していく。あと残りはハンディキャップ戦2レース、まわりは暗くなりライトが点けられナイター競馬だ。これはこれでいい雰囲気だろう。そして最終第10レースが17時50分にスタートしフィニッシュを迎え、今年の香港国際競走は幕を閉じた。
沙田競馬場 沙田競馬場 沙田競馬場
パドックより グランドスタンドより ナイター競馬
 
香港の街並み
 香港はエネルギッシュだ。外から見えるところ(海沿い)はキレイに整備され、一歩、街中に入ると昔ながら風景が残る。ランタオ島にある空港から九龍までは車で約40分。香港島へはトンネルを抜けて1時間ぐらい。九龍〜香港島は地下鉄かスターフェリーが便利。料金的にはスターフェリーが圧倒的に安い。ただしフェリーは船着場が限られるのでどこに滞在するかによってどちらを使うか考えることになるだろう。地下鉄にしてもタクシーにしてもバスにしてもトンネルを使うと高くなる。
  またこの時期はクリスマスのイルミネーションが高層ビル群に彩られていた。チムサーチョイ、セントラルなどを中心に夜になると点灯される。食事をするところにも困らないだろう。飲茶を提供することろからファーストフード店、高級レストランまでなんでも揃う。ミネラルウォーターや小腹が空けばあちらこちらにあるセブンイレブンが便利。競馬新聞などは露天のスタンドで。。。
香港 香港 香港
ハッピーバレー競馬場 干諾道中(ワンチャイ) ストリートマーケット(ワンチャイ地区)
香港 香港 香港
センチュリーガーデン(チムサーチョイ)のクリスマスイルミネーション スターフェリーよりセントラルを望む カントンロード(チムサーチョイ)
以上、この観戦記は日通旅行ワールドスポーツデスクがお届けしました。

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