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| 2008年3月29日(土)、ナドアルシバ(Nad Al Sheba)競馬場で世界最高賞金額をかけた「ドバイワールドカップミーティング」が行われた。主催者の予想では今年は10万人の来場が見込まれている。日本では日本馬の活躍もあり定着した感があるこのイベント。夕方〜夜にかけて全7レース(うち国際G1は5レース)、世界の名立たる馬とドバイ首長率いるゴドルフィンとの戦い。ベストシーズンのドバイは世界のセレブたちをも巻き込みこのイベントが彩られる。 | ||||||||||||||||||||||||||
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この時期のドバイの朝はまだ肌寒い。金曜の朝6時ホテルを出発し建築中の高層ビルから多数のクレーンを横目に街を離れて行く。そしてドバイクリークを渡り、整地されていない砂地帯に入って行く。約20分ぐらい走り、バスはナドアルシバ内を半周してメインエントランスに到着。特にチェックもなくミレニアムスタンドから場内へ入りダートコース近くへ向う。すでに日本の取材の方々がおられる。競馬場のサービスでコーヒーとマフィン、ミネラルウォーターなどをいただき、パドック近辺に足を運び、ウォーミングアップを見学。そして開催当日の観戦エリアになるインターナショナルビレッジの方へ。しかし明日が本番というのにまだまだ準備中。外国人労働者が柵を立てたり、清掃をしていたりと、明日は大丈夫なのかと心配になる。7時20分ごろ今回出場する日本馬ヴァーミリアン、ウォッカ、アドマイヤオーラなど姿を現しパドックを廻り、日本からやってきたお客さんたちに応えてくれた。どの馬も明日の本番へ向けて順調に調整がすすめられているとのことだ。日本ではなかなか経験できないこと、調教師の方や関係者の方々もおられ、朝のやわらかい雰囲気も手伝って和やかな感じがした。 その後、クラブハウスへ向いグッズを買おうとするがショップは閉まっていた。そしてゴドルフィンミュージアムにも行こうと思うが、オープンは1時間後でしかもカップ展示ではなく、2年後に出来るメイダン競馬場の展示ブースが中心になっているとのこと。仕方なく、バスで競馬場を後にして市内へ戻った。 |
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マクトゥームスタンド
(背後のクレーンは当日に大活躍) |
朝のパドック
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駐車場より
(当日はシャトルバス乗り場に) |
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![]() 土曜日、ホテルを13時に出発してナドアルシバ競馬場へ向う。競馬場入口手前のロータリーを回り駐車場エリアへ。今年はメイダン競馬場(2010年からこちらで開催予定)の工事により競馬場近くのパーキングエリアには停められず、駐車場から競馬場までシャトルバスが運行されるという。そしてバスは広大は駐車場内へ入るアスファルト舗装がされた道はあるが、パーキングエリアは砂の上。途轍もなく広い。各観戦エリア毎に色と数字で示されたのぼり(インターナショナルビレッジの場合は青色で7・8と表記)が立てられている。事前にパーキングエリアの区切り情報も地図なく、道路横の看板とあちらこちらの誘導員に聞きながら自分達のエリアへ進む。ようやくインターナショナルビレッジ用のパーキングエリアに到着。バスを降りて、テント脇にあるシャトルバスへ。バスと言っても20人乗りぐらいのマイクロバスが隊列をなしている。先頭車両に乗り込み、満員になったところでバスが出発。入場ゲートへ向うが、まだ時間が早かったのか、バスの運転手は道を間違いUターン。聞くところによる誘導員にしてもシャトルバスのドライバーにしても、このイベントのために急遽借り出された人たちで、事前講習やシュミレーションを行っていないのだろう。この時点で行きは分散するから良いが、集中する帰りはどうなるのかと不安を抱いた。 ようやくゲート前に到着。14時にオープンされるのでちょっと待つ。今日の気温は30℃前後。日差しの下では熱い。来場者はみんなフォーマルな格好で着飾っている。男性はほとんどがスーツ、女性はきれいなドレスにおしゃれな帽子(必需品でショッピングモールでもこの日ようにおしゃれな帽子が販売されている)、足元は高いヒールを履いている。雰囲気を楽しむだけでなく場内でのコンテストや地元のテレビや新聞などのメディアにも取り上げられるので、気合の入り方が違う。ゲート手前のブースでレースプログラムとPICK7の用紙をもらう。PICK7の応募用紙は1人1枚ずつ。全7レースの1着馬を当てる。賭けがなく馬券もないドバイでは、このイベント用に唯一の参加できるゲームみたいなもの。7レースの1等馬すべてを当てると100,000ディルハム(日本円で約3,300,000円 1ディルハム=約33円)、6レースを当たると30,000ディルハム、5レースを当てると20,000ディルハムが賞金としてもらえる。もし、全7レースを的中者がいない場合、6レースを当てた人に70,000ディルハム、5レースを当てた人に30,000ディルハム、4レースを。。。。となっていく。またTricast Competitionというものもあり、2&3レースの3連単を当てた人に60,000ディルハム、同じく4&5レース、6&7レースも対象になっている。昨晩の検討会に須田鷹雄さんからいろいろとご教示いただいたことを参考に応募用紙へ書き込みをする。レープロには過去4戦の戦績、Ratingなどが書かれいるがやっぱり馬の近況や相性、そして出場回避などの情報はなかなかわからないので、昨晩の検討会がとても役に立った。 さあゲートオープン。チケットの裏面にあるバーコードのチェックを受け、バックはX線検査を通し、金属探知機を通って場内へ。大きなテント(ホスピタリティエリア)を正面に芝生の上を歩く、あちこちでスポンサー企業のイベントが行われて、たくさんのフードブースが立ち並ぶ。オフィシャルショップもあワールドカップ関連グッズ(キャップやポロシャツなど)が販売されていた。PICK7とTricastを記入し、専用のBOXに入れる(締切は1レース開始前の16時30分)。エリア内は座るところが少ないので、アルコールを提供するBubble Loungeで一休み。4時からお酒の販売が始まるが、ここではペットボトルのミネラルウォーターを無料でもらえた(聞くところによるとフードエリアでは同じものが1本5ディルハムで販売)。しばらく休憩していたが4時ぐらいからたくさんの欧米人が押し寄せてきた。さすがに高いワイン(1本450-3000ディルハム)には手が出せないので、この場を離れて芝生エリアへ。モニターはないがレースが始まればパドックやコース近くへ繰り出し観戦をする。だんだん陽が落ちて照明に灯が入る。欧米人にとってはレースより社交の場としてあちこちで話に花を咲かせているようだ。そして夕食はハンバーガーを購入(これはなんと40ディルハム)。焼き立てでボリュームがあるのだが高い。それとコロナビールを1本購入(こちらは30ディルハム)。最高の賞金額イベントは何もかも高くつくものだ。あとトイレについて、各所に配置されているが各レース後や場所によってはかなり混み合っている。移動式の簡易のもので、比較的キレイだった。 レースが始まる。5時スタートの1レースはDUBAI KAHAYLA CLASSIC(UAE馬:ダート2,000m)で全9頭のGTレース。賞金は250,000USドル。特にファンファーレや場内放送もなくレースがスタート。最初のレースから1着を外してしまう。1,000,000ディルハムは夢へと消える。かけ金がかかっていないので気楽と言えばそれまで。35分ぐらい開いて第2レースへ。この第2と第3レースはGU。そしてこの第3レースには最初の日本馬のイイデケンシンが登場。しかし見せ場もなく敗退。第4レースが始まる頃は空がすっかり暗くなってきた。少し風もあり涼しく感じる。パドック前に足を運ぶとたくさんの人が群がっていた。レースの合間には帽子コンテストなどが行われ、第4レースも無事に終了して表彰式があり、いよいよDubai World Cup Ceremonyが始まる。まずアラブ衣装の鼓笛隊がパドック内に入り、首長や関係者が座る貴賓席に向く。照明が消され、ドバイの象徴する歌と思われるものを演奏し終わるとパドックを後にして退出、そしてスタンドの後にそびえる大きなクレーンが動き出す。クレーンに4人が吊るされイルミネーションに彩られている。地に降りることなく、空中で舞うように踊っている。そのころパドック内では別のアトラクションが行われ火を用いた踊りを披露。そしてコース内では花火が打ち上げられる。連帯感がありなかなかの臨場感。そしてメインイベントとしてバイオリニストが壇上にあがり演奏を始める。そしてパドック内にはUAEの国旗を持ち馬を駆る戦士が登場。さあメインイベントの始まりだ。バイオリンの演奏にあわせて、コース内では花火が絶え間なく打ち上がる。ここまでくると凄いというより恐い。煙が充満するがそんなことはお構いなく約10分ほど演奏が続く。最後のフィナーレは圧巻の一言だった。
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10年ぶりのドバイだった。その頃はまだ情報が少なく知られていなかったこともあり、未知なる国の印象が(バージュアルアラブが建設中で、バール地区は砂のイメージしか残っていない)あったが、最近はテレビの特番がいくつもあり、雑誌、ガイドブックなどセレブのリゾート地として露出が高い。当時と比べてどれだけ変化しているのか楽しみだった。そういう点では期待を裏切られなかったが、国際都市として洗練され、異国の地という香りが薄くなったのが残念だった。
以下に一般的な情報などを感じたことも含めて記述していきます。 キャセイパシフィック航空で香港を乗り継ぎドバイへ入った。ドバイ空港ではバスで移動してイミグレーションへ。早速の入国審査。人口約7%のドバイ人の入国係官から質問を受ける。妙な日本語で2、3の質問を受けスタンプを押されて無事に入国。手荷物をX線検査の機械に通してターンテーブルへ。エリア内の左側にデューティーフリーがあり、お酒を購入することができ両替所もある。荷物を受け取って税関を通り、レンタカー、ホテル、銀行窓口が並ぶエリアを通り、到着ロビー(ロビーではなく、そのまま外だった)へ。そこは雑踏としていた。バスで市内へ向かいホテルへ入った。 帰りは航空会社のチェックインカウンターに行く前に手荷物と預け荷物のX線検査があり、チェックインカウンターで搭乗手続きを済ませて出国審査。そしてまた手荷物検査があり地下通路のようなところを歩いて免税店エリアに入る。とても明るく賑やかだった。有名な500ディルハムで高級車が当たるくじも存在をしていた。お店も充実しており、フードコートもあり、乗り継ぎでも十分過ごせるであろう。しかし飛行機が遅れているのだろうか、平気で通路上に横になって寝ている人(ドバイへの出稼ぎ者か?)があちらこちらにいる。24時間空港だから、何日いてるのだろう?という感じがした。この空港は長細いので端のゲートになった時は注意が必要だ。動く歩道はあるが、時間を要する。 ドバイ空港は限られた敷地内で拡張が図られているが、ハブ空港となり得るには物足りない。目覚しいネットワークを発展させているこの首長国のフラッグシップキャリアであるエミレーツ航空(隣のアブダビの航空会社はエルティハド航空)は注目される最新鋭機で全2階建てのエアバス380を54機注文したと言うのだから驚きだ。納期にはまだしばらく時間がかかるが、現在、新しい空港を建設中とのこと。その空港には6本の滑走路ができるらしい。想像ができない。世界の注目を集め、中継地として役目を果たすには桁外れなことをしないと。。。 ドバイには鉄道がない。公共機関はバスとタクシーだ。しかし鉄道はただいま建設中。日本の企業が落札し、来年9月の開業を目指して急ピッチに建設されている。ドバイ中心を横断し高架式。これが出来ればデイラとバールが鉄道で結ばれて、道路の渋滞が緩和され、ますます活気ある街に変貌していくだろう。 バスも走っているが観光客には利用が難しい。路線が複雑で前の2列は女性専用のシート。表示はアラビア語と英語の表記。渋滞がひどいので時間帯によっていつ来るかが不安。バスターミナルは人で溢れている感じだ。ジュメイラ地区にあるバス停はボックス型で夏の時期、暑さからクーラー完備と流石だ。Big Busという定期観光バスがある。ワフィーモールを起点に2ルート(レッドルートとブルーレート)あり1日175ディルハム。9時から17時の間に走っている2階がオープンデッキのバスだ。乗降ポイントは決まっているが運行時間内は乗り降り自由なのでちょっと料金が高いがポイントを廻るには便利であろう。ドバイ博物館、クルーズなどいくつかの入場施設も安くなる特典もある。 次にタクシー。手ごろな料金でどこに行くのも重宝はするがドバイの好景気もあり台数不足。ホテルで呼んでもらうのは良いが、観光ポイントやショッピングモールだと平日のピーク時で1〜2時間待ちになる。モールにはタクシースタンドがあり、大きな買い物袋を持った方々が長い列を作っている。ドライバーは他国からの出稼ぎ者が多く、言葉は微妙。住所が書いているホテルカードなど持って行くのが良いだろう。道路の渋滞は年々ひどくなっているという。あちこちで道路は造られているが、中心部は限度があり拡張が難しい。 水上タクシーの「アブラ」はドバイクリークを渡る貴重な交通機関。船着場は人だかりが出来ている。その中を掻き分けアブラに乗り込む。満員になったら出発。約5-10分のクルーズ。異国情緒を味わうのには持って来い。料金も安い(1回1ディルハム)ので1度乗って見ると良いでしょう。 徒歩は辛い。道路は自動車中心に造られ信号は少なく英国式のロータリーが主流。歩いている人は少ない。まだこの時期は30分くらいであれば歩けるが、5〜10月ぐらいは5分歩くのも大変だと言う。超熱いだけでなく湿度も高い。砂漠地方言えでも、内陸部は乾燥しているが、海岸沿いはアラビア海の湿った空気とぶつかり湿気がある。気温は40℃オーバー。ホテル、モールなどの室内施設はクーラーがガンガンに効いているので安心だが、一歩外に出ると汗が出てくるとのこと。 食べるものには困らないだろう。ショッピングモールには大きなフードコートがあり、いろいろな料理が所狭しと軒を連ねている。もちろんマクドナルドやKFCをはじめとするファーストフード店もある。手軽で口に合うのは中華系の料理で、カウンターに並べられているものを指さしてお皿に盛ってもらうスタイル。料金も手ごろだ。また和食レストランも多い(日本食と言えるのは高級なところになるが)。滞在中に和食を一回食べたが写真を掲載している弁当セットで58ディルハムだった。毎年物価も上がっているのでメニューに書かれている金額は追いついていなかった。あとスークなどに行って露店でケバブなどをつまむのも良いだろう。お酒についてはリカーライセンスがあるレストランで飲むことができる。しかしホテルでちょっと飲みたいなあと思っても売店には売っていない。そこはイスラムの国なのでやむを得ない。水は熱い国だけあって、ミネラルウォーターが安く手に入る。水道水は多少の飲用には問題ないが、海水を真水化したものなのであまり飲みすぎるとちょっとお腹にこたえるだろう。 全体的に心配することはありません。ただしどこの国にもあるようにスリやひったくりがあるので、その点は注意が必要。特に人がごった返すスークやバスステーションなどはあまり大金を持ち歩かないようにしたいところ。また女性の方は露出した服装は避けよう。外は男性の方が多く、スークなど露出の高い女性の方が歩くとジロジロと見られる。また車中心の社会なので道路を渡る時など十分な注意が必要。気が短いのかクラクションをよく鳴らすし、スピードもかなりだしている。ドバイにある室内施設(ホテル、ショッピングモールなど)かなりクーラーが効いている。体調を崩さないように服装などで調整しよう。最後にいくら世界に開かれたリゾートと言われてもイスラム独特の決まりがある。それらは郷に入っては郷に従うということでそれに沿った行動を取らなければなりません。 |
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ジュメイラビーチにて
(向こうは自称7つ★ホテルバージュアルアラブ) |
ドバイクリークをアブラ渡る
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昔ながらスーク地区に入る
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デイラ地区の街並みと渋滞
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アルグレアショッピングセンター
(ドバイ初のショッピングセンター) |
日本食レストランにて幕の内弁当を食すう
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以上、この観戦記は日通旅行ワールドスポーツデスクがお届けしました。
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