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2002年9月12日(木)〜17日(火)ミラノ6日間
 いざイタリアGPの行われるミラノへ
2002年9月11日出発前夜、昨年の悲惨なニューヨーク爆破テロの特別番組をテレビで見ながら、今年は何事も起こらない様にと祈りながら、12日成田空港へ向かいました。イタリアGPは昨年に続いて2回目なのですが前回はANAでパリ、パリからアリタリアでマルペンサ今回は12時55分の英国航空でロンドン経由マルペンサでした。成田からまで約12時間、ヒースロー空港に到着するや否やコンコルドにお目にかかれたのには感激でした。広い空港の中、今回は添乗員の山本さんがいたおかげで何の苦労することもなく無事乗り継ぎ事が出来、日本との時間差7時間、午前0時,雨のマルペンサ空港からバスでホテルへ向かいました。
 ミラノそしてモンツァについて
翌日専用のバスで市内観光ドゥオモやビットリオ・エマヌエールへ行ったのですが、ドゥオモもスカラ座も修復工事中でとても残念な情景でした。そこから私たちは別行動でミラノの街の中を歩き回り昨年のホテルの近くにあったレストランテで充実した夕食を堪能しました。その日のオプションでディナーつきフェラーリ博物館見学があり、翌日参加した人に聞いたら、マラネロまでの道が渋滞しており到着時間が大きく遅れて、ゆっくりと見ることが出来無かったとの事、その近くにも素敵なお店が沢山あるのでマラネロは1日かけてゆっくりと楽しみたい処だという声も耳にしました。
翌朝7時頃ホテルを出発し地下鉄でガリバルディ、そこで地下鉄から乗り換えモンツァへ朝も早かったせいか列車も混み合うこともなく無料シャトルバスでサーキットへ、チケットをチエックし森林浴をしながら指定の観客席に向かいました。
 さあ、予選
昨年は(8)第一コーナーグッドイヤーシケインでの観戦でしたが今回はそのシケインの少し前の(7)最高速からのブレーキングが確認できる所での観戦でした。2本の大きな木が少し邪魔でしたが、昨年はシケインの目の前で 当たり前の事ながらスピードが落ちている状態で前を通過するのでマシンはよく確認出来、加速音を楽しんだのですが今回はF-1観戦の命ともいえるべきF−1マシンの音をより楽しむことが出来ました。背筋の寒くなるような1万9000回転にも達する殺人的なあのエキゾーストノイズは快感でした。そして、スイッチを押すかのように350キロオーバーから100メーター前で70キロまでにも減速する的確かつ強烈なF-1マシンのブレーキングには実際この眼で確認でき新たな驚きをも感じました。私の観戦した場所はBMWの関係者が多く前で観戦していた親子はドイツからキャンピングカーで来たと言っていました。スタンド全体はやはりイタリア、ティホシで真っ赤に染まっていました。予選の結果は、昨年の勝者モントーヤがトップ2位シューマッハ3位ラルフ4位にバリッチェロ、期待の佐藤琢磨は予選終了終了少し前のアタックラップにライコネンに前をふさがれコースアウトで赤旗ストップという状態を目の前のスクリーンが映し出してくれました。大きな事故にはならなかったのですが琢磨は18位で予選は終わってしまいました。しかし今年は黒いノーズのノンスポンサーのフェラーリではなく、なんとも言い表しようの無い艶やかなRosso、通常の仕様でよかったと思いました。ジョーダンも昨年のカラーの方が明るく、華やかできれいだったのでは、今シーズンのカラーは何かくすんじゃって、まぁこれはスポンサーの関係でしょうがないのでしょうが、予選も14時で終了、気候も良く帰りはレズモから帰ってみようとモンツァと反対方向にどのくらい歩いたでしよう。30分〜40分位だったでしょうかまるで小屋のようなレズモの駅にたどり着くことが出来ました。
 いよいよ決勝だ!
翌、決勝日、各自サーキットへ向かったのですがゆっくり朝食を取って出掛けても、皆ガルバルディの駅で同じ列車でした。私たちの宿泊したドリアグランドホテルはトヨタ、ルノースタッフの宿泊ホテルでもあったようで、赤いフェラーリのポロシャツで朝食に行ったら、そこには同じく真っ赤なポロシャツのトヨタレーシングチームのスタッフだらけ、思わず私は胸のフェラーリのエンブレムを手で隠して見せたら皆笑っていました。さすがに決勝当日は列車もバスを降りてのサーキットまでの道も賑やかで観客席に向かう森を歩いている時でも聞こえてくる、あの甲高いウォームアップ走行音がより周りの雰囲気を盛り上げてくれていました。ウォームアップ走行を見てドライバーズパレードまでの間パドックの裏手にあるシヨップに行き凄い混雑のなか取材に来ていた(?)乙武クンにも出会いました。そして、フォスタービールに肉のパニーニをべながら11時15分からのドライバーズパレードを待ちました。スクリーンに各ドライバーがパレードトラックの長い荷台に乗り込む場面が映し出され出発、歓声とホーン出迎える中、目の前を通り過ぎる佐藤琢磨の手を振る姿もしっかり確認できました。今回はvodafoneの文字ばかりがやたらと目に付き、あのCANPARIを目にする事が出来なかったのには物足りなさと淋しさを感じました。
そして14:00から決勝スタート9機のジェットがイタリアカラーでモンッアの上空を彩り、ウォーミングランを済ませて各グリットにつくマシンがスクリーンに映し出されると緊張が否が応でも高まってきます。いよいよフォーメーションラップ、観客席は総立ちでホーンの嵐そしてスターティンググリッドにつきスタートレッドシグナルが消えたのを前のスクリーンで確認するや否や甲高い音が怒涛の様に迫ってきて一気にシケインに突入!ウイリアムスの2台が並んで突っ込んで行ったように見え混乱はしましたがアクシデントもなく無事全車通過、今回シューマッハのワールドチャピオンはすでに決定してはいるが、フェラーリのイタリア凱旋レース、そして4位からのスタートという事もあって本気で走ってくれることを期待していました。しかし早々にラルフが消えモントーヤを捕らえた6周目位でレースは終わってしまったように感じたのは私だけだったのでしょうか。チャンピオンの走りっていうのはこれだ!、というのをもっと見せてほしかった。チームオーダーもしかたないけれど何か面白くないものがあります。しかしここはイタリアモンツァしょうがないですね。何十周かすると前のスクリーンを確認しないと順位も判らなくなってしまいますが、35周目ぐらいのジャック、フィジケラ、パニスのホンダエンジンの3連唱はしびれました。この中に琢磨がいないのが寂しかったですね。しかし佐藤琢磨は最後尾に近い順位ながらしっかりと周回を重ねている姿は印象的でした。今回19050回転をも絞り出すというBMWエンジンの音色は高いというよりも太いという感じで、フェラーリは歯切れの良い高い音色、ホンダエンジンもとても良い軽やかな高い音色を奏でていました。
いよいよシナリオ通りバリッチェロ、シューマッハが揃ってワンツーフィニッシュで、2台並んでのウイニングランはなかなか良かったですね。ここでも総立ち、拍手にホーンなんともいえないモンツァならでのとてもよい光景でした。しかしその前にフェラーリの1.2でファイナルラップを迎える頃、スタンドの観客がコースへなだれ込む用意が始まります。前回のシケインではその頃にはフェンスを破る用意がしてありましたが、今回はどこからコースへと周りを見渡したのですがどこも出られそうな所はなくメインスタンドの前からコースへなだれ込んだのですが、もう空中に浮いたポディウムには誰もいなく大混雑のコース上でした。帰りの混雑を心配し早々に駅に向かったのですが、シャトルバスの混雑もなく無事ガリバルディに戻ることが出来ました。
 イタリアGPが終わり。。。
その夜はオプションでのディナーに参加だったのですが、ホテルに戻り着替え様にも時間がなく、10・コル・ソ・コモで買い物とお茶で少しの時間をつぶし再び待ち合わせのガルバルディの駅へ。日曜日イタリアのレストランテは殆ど営業していないのでこのオプションは助かりました(1人5000円)。レストランテでは盛り上がりとても楽しいイタリア最後の夜でした(カルボナーラはアルデンテでは無く芯が残っていました)。翌朝朝食を終え現地の添乗員の山本さんがバスでマルペンサに引率してくれ、このグループの中では私達だけだったのですが、手間を取り時間のかかるTAXフリーの手続きなどとても親切に対応していただき助かりました。マルペンサからロンドンに向かう飛行機の窓からは天候も良くアルプスの山並みをも見渡せる事が出来ラッキーでした。9月17日12時ごろに無事帰国、今回知り合ったF-1大好き仲間と空港でお茶をして別れました。来年はどこに行けるか分かりませんが休みの時期を考えると又ミラノかな?また何処かのサーキットで誰かに会えるとうれしいですね。 今回は行きから山本さんをはじめそれぞれの係員の方々のお蔭で戸惑うことも無く楽しい旅をすることが出来ました。

 この観戦記はツアーに参加いただいた“アイルトンーM”氏により作成いただきました。まことにありがとうございます。



 (参考)過去の観戦記より

モンツァ駅より

グッドイヤーシケイン観戦席“8”より

ピットストレートスタンド観戦席“26”

ピットストレートスタンド観戦席“26”

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